20200417

4月17日金曜日

フォローしている漫画家の読み切りだけのつもりで開いた月刊誌をバックナンバーを買い足しながら明け方まで読んでしまって体調が悪かった。今日は気持ちの良い晴れの日でよかった。証明写真の撮影と簡易書留の送付の用があったので外に出て散歩しているうちに元気になった。家に乾燥パスタが残っているつもりでカルボナーラの材料を買って帰ったら、何もなかったので、鶏肉だけを食べた。

 

食べたもの

鶏肉のサワークリームハンバーガ

フライドポテト

酸っぱいドレッシングのサラダ

ごま油とにんにくと粉チーズと鶏肉を焼いた肉

甘い白ワイン

焼いた米

むきえび

 

このチーズケーキを作りたくて、トンカ豆とサワークリームを注文した。トンカ豆、マカロンのトンカ豆味、を最近デパートで見て知った。小豆やピスタチオみたいに、豆そのものを食べるのだと思っていたけれど、バニラビーンズみたいに、香りづけに使われるものらしい。

 

きくや トンカビーンズ 10g

きくや トンカビーンズ 10g

  • メディア: その他
 

10g1000円する。実を食べる木の実じゃなくてよかった。

 

トンカ豆、みんなは知っていましたか。桜の葉と同じ香りの成分が含まれていて、桜餅の香りがするそうです。確かにトンカ豆のマカロンは春限定だった。春に馴染みのある香りだからかもしれない。トンカは原産地の先住民呼び方らしいけど英名でクマルというらしい。芳香族のクマリンと聞いたらなるほど、と思う人もいるかもしれません。私はなりませんでしたが。。。

 

トンカはバニラの代用品としても期待されてるらしい。バニラに代用品が必要、と言われるとよくわからないかもしれないけれど、世界的なオーガニック志向の高まりと原産国でのサイクロン被害が理由になって今バニラは高騰している。銀よりも高い値が付き「緑の金」との俗称もあるくらいで、実際バニラをめぐる盗難や殺人事件も起きるくらいきな臭い食材になっている。そういう背景で代用品が必要とされてると思うのだけど、トンカ豆は持続可能な食材と紹介するサイトを読むと、トンカのサスティナビリティは治安問題というより、環境破壊問題のほうにあるって言っていて、代用品としての価値についてはよくわからなかった。実際のところ本当にサスティナブルなのか、需要がバニラほど大きくなった時も対応できる農産物かとか、そこまではよくわからなかった。わからなかった話。

 

個人の購買行動がすべて社会への意思表示になることを考えずにはいられない状況が続いていて、フェアトレードとか正直興味がなかったけど、これから考えずにはいられなくなるだろうなと思う。全部のこと考えたくなくても何も考えずに生活すること自体ができなくなっていて困る。よくわからなくても欲しいものは買ってしまうけど。

 

おわり。

 

参考

バニラの高騰はこの記事が詳しい

焦点:銀より高いバニラ、業界揺るがす価格高騰の「裏事情」 - ロイター

本物のバニラアイスを滅多に食べられない理由――知られざるバニラ戦争 | 六辻彰二 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

食品にかぎらずトンカは天然の香料として広く使用されている

トンカを追い求めて | Givaudan

トンカに特化したお話:小さな豆が、熱帯雨林を救う - ラッシュ公式サイト Lush Fresh Handmade Cosmetics