皆さんはどんな文を読むことが好きですか。
短いところでライナーノーツ、tweet、香水の説明文。
読んでて面白い文はいろんなところにある。
私のブログも読みたくなる文章の一つになりたい。
夏休みの課題
夏休みが来週から始まる。予定がぽっかり空いている。
やりたいことはいっぱいあるけど、
時間がある今、大学1年生レベルのライティング・スキルを身につけたい。
読める文章を書く
私の思う大学一年生レベルのライティング・スキルとは
①テーマに沿って文章を書ける
②決められた文字数の文章を書ける
③信頼できる文献調査によって結論を出すことができる
の3点。
この3点を抑えることができたら、人に読んでもらえる文章を書くことができると思っている。
世の中にはいろいろな文章表現がある。大学の文章教育を受けていない人の書く面白い文章もたくさんある。
でも私には文章の才能がない。だから、文章の型を覚えたい。
大学のライティング教育は、文章が下手な人も読める文章を書く能力を身につけさせるものだと思っている。
最後まで読める文章を書けるようになりたいのだ。
友達のおすすめ、図書館のおすすめ
Twitterに「大学1年生レベルのライティング・スキルを身につけたい」と投稿したら、友達がおすすめの本を教えてくれた。
図書館のリファレンスコーナーを利用するのもいいとも教わった。友達に教えてもらった本とリファレンスコーナーで教えてもらった本を紹介する。
慶應義塾大学日吉キャンパス学習相談員 著『アカデミック・スキルズ 学生による学生のためのダメレポート脱出法』
図書館で教わった本
スケジュール管理やメールの書き方など、レポートを書くために必要な周辺情報も充実していることが特徴。
文章をなんとか完成させるための最低限の目安が示されていて、スモールステップで文章を書いていくのにいい目安になりそう。
www.kinokuniya.co.jp
河野 哲也 著『レポート・論文の書き方入門 第4版』
友達が教えてくれた本①
議論するのに必要な表現力を身につけることを目的として、本格的なレポートを書く前段階の「テキスト批評」*1の練習法が紹介されているところが魅力。
薄くて読みやすそうなのもいい。どれくらい薄いかというと岩波ブックレットくらい薄い。
www.keio-up.co.jp
書くことのための読むこと
大学1年生レベルの文章を書くためには、参考文献の記述を踏まえることが重要で、それが大学でのライティングの特徴なのだろう。
スケジュールを立てて、『レポート・論文の書き方入門 第4版』を参考にしながら、今読んでいる本をテキスト批評して、『論理トレーニング 』で文章をビシビシ鍛える。そんな夏休みになりそうだ。
*1:テキスト批評:「ある論文なり著作なりを読んで要約し、そこから自分なりの問題を提起して、その議論を展開させる文章。」(河野 哲也 著『レポート・論文の書き方入門 第4版』)