どうしても書くことをしたくて高校時代、図書館員をしていた。過去の強い光は落ち込みにしみる薬。よく読みよく書きよく考える頭の切れる友人たち。憧れ嫉妬しぼんやりした。当時を思い出させる本を読んだ。
この本の良いところ
・青春のきらめき
・学校図書館の機能を知る
・優れた読書案内
いくら読むこと書くことを語っても実行が伴っていなければ空虚である。けれど登場する高校生たちの悩んで考えての日々の中には読むこと書くことが取り込まれて手堅い。既に手に入れたテーマを深めていく者もいれば図書館での活動の中で自身のテーマを見つける者もいる。
高校図書館デイズ: 生徒と司書の本をめぐる語らい (ちくまプリマー新書)
- 作者: 成田康子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2017/06/05
- メディア: 新書
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主人公となる13人それぞれが異なるテーマ、多分野への活動を行う。あなたが自分は何を追いかけて読みたいか指針を定められないことに悩みを持つならば必ず支えとなるでしょう。
きょうの話はここで終わり。