20180317 人とした相談、犬ヶ島

2018年3月17日(日)

会う人会う人に『犬ヶ島』の予告見せてる。

今日隣の席になった人はおしゃべりをしながら研究室から支給されたiPad proでWIREDのバックンバーを読んでいた。人類の最期、国から家族・個人に至るまで人間がゆっくり終わってくやり方、精神の豊かさと経済の縮小を両立する方法の案を一緒に考えた。現状の結論は無限に再生される新エネルギーの発見を祈ること。

 

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アンナチュラルのメインビジュアル、色の領域の分け方がどうしてこうなのか少し考えてるけどわからない。赤と緑の入り方好きなんだけど、全体の色の感じ良し悪しではなくひっかかりがあってその正体を知りたい。

ウェスアンダーソンの映画は『グランドブダペストホテル』『ファンタスティックMr.FOX』の2作を観たことがある。大人数によるスリリングな作戦の遂行、美術いいな、と思う。嘘っぽいっていうかおもちゃみたいな絵でスケール大きい生きるか死ぬかのミッションやっているの楽しい。一方で私はテーマの理解ちゃんとできていない気がする。『犬ヶ島』の予告を観て「日本」モチーフに対して自分が思った以上にコロッとお腹を見せてしまったことを反省している。あれを見て気持ちよくなったのは「日本」として表現されていたどこにポイントつかれたのかまだ整理できていない。美しい昭和の時代、は嘘だとずっと思っているんだけど、それを過去の幻ではなくこれから来るものとして出てきたことにそわそわしているのかもしれない。

10年ほど前NHK星新一ショートショートの映像化作品を思い出す、と隣の席の人が言っていた。過去になりゆく知っている現実に未来が組合さる気持ちよさかな。